2020.04.04更新

 

こんにちは、熊本駅前矯正歯科クリニック事務長の南です。

 

いつも当クリニックの「スタッフブログ」を見て頂きありがとうございます( ゚∀゚ )

 

現在、世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス感染症 」、

皆さん毎日ご心配のことと思います。

 

一人ひとりの予防(外出の自粛、マスク、消毒など)が感染の拡大を防ぎ、

結果として、多くの人を守り、助けることになると思います!

みんなで協力し、平穏な日々に戻れるよう助け合いましょう ٩( 'ω' )و 

 

 

それでは、本題に入りたいと思います。

僕はスタッフの様に、キラキラしたインスタ映えしそうな内容を書くことが出来ないので、

ちょっとだけ「へぇ~そうなんだぁ」という話をしたいと思います (=゚ω゚)ノ

 

突然ですが、『歯科医師国保』って聞いたことがありますか?

歯科関係の人であれば知っているかと思いますが、一般の方は初めて耳にする言葉かもしれませんね。

【「歯科医師国保」は国民健康保険だから『社会保険完備』ではないですよね?】 と思われる方が多いです。

これは、半分正解で半分間違っています(・∀・)

 

話しが長くなるので、結論から言うと

『歯科医師国保』は、単身者で「保険料を抑えて給与の手取りを多くしたい、そして社会保険完備が安心!」

と思っている人にピッタリです。

※通常、歯科医師国保の保険料は「全額個人負担」なのですが、当院ではその半額をクリニックが負担してくれています。

ですので、手取り額は更に高くなることになります、ありがたい話しですね(^_^)

 

少し保険に詳しい人だと、「国民健康保険なのに、社会保険完備なの?」と思われるかと思います。

詳しく知りたい人は続けて読んでみてください。

少し長くなってしまうので眠くなるかもですけど(-_-)zzz

 


では、詳しく説明をしたいと思います。

保険には大きく分けて2種類あります。

① 全国健康保険協会(協会けんぽ)

② 国民健康保険

 

サラリーマンやOLさんが勤めている一般企業ですと①全国健康保険協会(協会けんぽ・組合保険)」が一般的かと思います。

自営業、農業や漁業、退職者、パートやアルバイトという人は②国民健康保険が一般的かなと思います。

 

その国民健康保険の中に『歯科医師とその病院の関係者』が入ることができる、歯科業界特有の健康保険があります。

それが「歯科医師国民健康保険」、通称『歯科医師国保』です。

 

歯科医師国保は「国保組合」に分類され、日本全国で286万人が加入しています。

職域国保と言われる国保の一種であり、特定の職業の人たちで組合を作って運営をしている保険で「国保からは独立」しているものです。

医療費の負担などは「 全国健康保険協会(協会けんぽ)」「 国民健康保険」と、さほど変わらないのですが、

掛金が安くなったり、検診などが充実しているなど様々なメリットがあります。

この保険に加入できるというのは、「選ばれし者」と言う感じがしますね(=゚ω゚)ノ

 

 

一般的に、「健康保険(協会けんぽ・組合保険)」と「厚生年金」がそろうと『社会保険完備』と言われます。

しかし、「歯科医師国保(国民健康保険組合)」は受けられる給付の内容や保険料、運営元などの違いがあるため特別に『社会保険完備』分類されます。(下部表)

歯科医師国保+厚生年金=社会保険完備

給付や補助の種類などは道府県(東京は「東京都歯科健康保険組合」として独立しています)によって違いますが、

熊本県では「傷病手当(入院1日あたり2000円/年90日まで)」「脳ドッグ」「PET検査」「健康診断」「インフルエンザワクチン接種」「B型肝炎ワクチン接種」の補助等があります(詳しくはこちらご覧ください↓)。

2019年度 熊本県歯科医師国民健康保険組合事業内容

 

ですので、一般的な国民健康保険(市町村国民健康保険)と違って、

『歯科医師国保(国民健康保険組合)+厚生年金(従業員が5人以上の歯科医院)=社会保険完備』

となります。


よく衛生士さんの中に「歯科医師国保だと社会保険完備にならない」と思われる人がいますが、

安心してください、私たちは『社会保険完備者』です(´ー`*)

 

 

しかしながら、「歯科医師国保」にはデメリットもあります。

協会けんぽ等の「健康保険」は個人の収入などで決まるので、収入の少ないもしくは全く収入のない家族を、扶養家族とし同じ保険に加入することができます(ただし保険料は収入が高くなるほどに保険料も合わせて高くなります)。

 

デメリット①

「歯科医師国保」には、扶養という考え方がないので、世帯の人数によって支払う総額の保険料が上がります。

旦那さんやご家族の「協会けんぽ」に加入している人は問題ありませんが、

シングルマザーで「歯科医師国保」加入者だと、お子さんの分も保険料がかかることになりますので支払う総額が健康保険よりも高くなることもあります。

その点がデメリットとなります。
※「歯科医師国保」の保険料は一律なので、収入が上がっても保険料が高くなることはありません。

 

デメリット②

結婚していて、これから出産や育児を考えている人にとっては重要なお話しです。

出産育児一時金は「どの健康保険」に加入していても一律42万円支給されますので「歯科医師国保」も当然支給されます。

しかし、「出産手当金」は支給されません(北海道と愛知県の歯科医師国保は出産手当が支給されるようです。歯科医師国保は道府県によって保険料や手当が異なります)

ですので、出産を考えている人にとってはデメリットになるかもしれません。

ただし、考えかたによっては「出産まで手取りを多くもらい、貯金してその金額を出産に使う!」という考え方もできます(そもそも、全国健康保険協会は保険料が高いので)。

全国健康保険協会の出産手当金について詳しくはこちら↓

協会けんぽ、出産で会社を休んだとき。

 


では実際に、「歯科医師国保」と「全国健康保険協会(協会けんぽ)」で、どのくらい手取りが変わってくるのでしょうか?

当院の専属である社労士事務所に計算をしてもらいました。

いつも、ご協力ありがとうございますm(_ _)m

当院が衛生士さんを募集している初任給24万円の条件で計算をしてもらいました(衛生士手当、皆勤手当て、単身住宅手当を含む)。

※下記の歯科医師国保の健康保険料は各道府県で料金が違いますので注意してください、これは熊本県の場合です(2020年4月)。

比較


このように「歯科医師国保」のほうが「全国健康保険協会(協会けんぽ)」よりも、

「毎月5,976円/年間71,712円」手取り額が高くなります。

歯科医院によっては「歯科医師国保」保険料を半額負担してくれるところもあります。

その場合、実際の支払いは半分になりますので、更に手取り額が高くなります。

※その増えた手取り額を「出産手当に貯金」「生命保険に当てる」など出来ます。

 

協会けんぽは、確かに「手当は充実」してますが、実際にその手当を全て貰っている人は本当に少ないと思います。

もちろんですが、僕は出産手当は貰えません(T_T)

 

そして、「協会けんぽ」だと、給与が上がれば自動的に保険料も高くなります(一般の国民健康保険も同じく、給与が上がれば保険料が上がります)。

しかし、歯科医師国保は「一律」なので、給与が上がっても保険料が上がることはりません。

なので給与が増えた分、手取り額も増えるということです( ゚∀゚ )

 

最後に、

このスタッフブログを見て下さっている人の中に「歯科医院で働いてみようかな」と思っている、「衛生士さん、歯科助手さん、受付さん、清掃員さん」がいたら「健康保険」という部分も考えてみて下さい。

それによって給与の手取り額って大きく変わりますよ(´▽`*)

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m

投稿者: 熊本駅前矯正歯科クリニック

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